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松本・旭で「旭五蔵見学会」

どうもこんにちは。タナカラ&松本経済新聞の山口です。
すっかり寒くなりましたね。短い秋はあっという間に過ぎ去り、冬ですよもう冬。

さて、今回の【アトサキマツケイ】は、「旭五蔵」のお話です。

松本・旭で「旭五蔵見学会」 築150年超の蔵群、新たなエリアの拠点に

松本・旭で「旭五蔵見学会」国道143号沿いにある「旭五蔵」。これは母屋

「旭町小学校近く、国道143号線沿いにある蔵があって…」と最初に聞いたときに「どこ?蔵なんてあったっけ??143号沿い???」と思ったのですが、実際に行ってみると本当に国道143号沿いにどーんとありました。
なんでしょう…風景に意外と馴染んでいて、気が付かないものなんでしょうかね。車に乗ってると気付かないのかなあ。自転車でもちょいちょい通っているはずだけど…。

松本・旭で「旭五蔵見学会」コーヒーを振る舞う…じゃなく飲んでいる栞日の菊地さん

この日は台風が接近していたのですが、なかなか盛況でした。

松本・旭で「旭五蔵見学会」母屋から奥の蔵群を見る

母屋を通り抜けると奥に庭があり、大小5つの蔵があります。

松本・旭で「旭五蔵見学会」庭を囲むように建つ蔵

ここは、江戸時代には穀物、明治時代にはお茶を扱う商家だったとのことで、最も古い蔵は1856年築。

松本・旭で「旭五蔵見学会」エステサロンに改装中

そのうち一つの蔵は、エステサロンに改装中でした。オープンは年明けとのこと。どんな感じになるんだろう…ちょっとこの中でエステとか体験してみたい…。

松本・旭で「旭五蔵見学会」結構生活感がある蔵も

ずっと放置しているような状態の蔵もあれば、実は以前、学生さんが住んでいた…という蔵もあり、畳敷きのところもありました。

松本・旭で「旭五蔵見学会」庭には井戸も

松本・旭で「旭五蔵見学会」なまこ壁かっこいい

当初、一部の蔵は壊してしまうつもりだったそうですが、多数のリノベーション物件を手掛ける長野市の「シーンデザイン建築設計事務所」代表・宮本圭さんに相談したところ、「もったいない」という話に。宮本さんからプロデュースの依頼を受けたのは市内で空き家見学会などを開催しているチーム「そら屋」の横山奈津子さん。いやあ、本当にいいパスが決まって良かったなあ…としみじみ思いました。

松本・旭で「旭五蔵見学会」正面から見るとこの貫禄!

だってこういうご縁がなければ、蔵、なくなってたんだもんね…いやほんと良かった。

それぞれの蔵でお店がオープンして、庭がちょっとくつろげる空間になって、人々が集う…なんて、素敵ですよね。いいなあそういうの。
この場所がこれから、どのようになっていくのかはまだ分かりませんが、いろいろな妄想ができる場所が町の中にいっぱいあったほうが、面白いなあと思います。

今回、「旭五蔵」をプロデュースした「そら屋」はほかにも市内で定期的に「空き家見学会」を行っています。

松本で「空き家見学会」 街を知り、「新しい使い方」考えるきっかけに

松本のあちこちで、「ここがこうなったらいいなー」が実現していくと楽しいだろうな、きっと。

TEAM INFO
そら屋
http://soraya-matsumoto.com/
“空き家を活かして街を愉しくしたい”という建築士と商店主のチーム。
松本の街、松本の人たちとしっかりつながっている頼もしいメンバーです。

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