2018.06.27
どうもこんにちは。タナカラ&松本経済新聞の山口です。
今回は【ハミダシマツケイ】として、6/8に長野市の善光寺門前にオープンした「やってこ!シンカイ」で行われたイベントのレポートを。
「やってこ!シンカイ」の話の前に、この場所のことを少し説明。「シンカイ金物店」は2011年、空き家見学会をきっかけに、2人の信大生が多くの人が集う場所改修してオープンしました。長野市門前界隈の動きが活発で、「いいなー楽しそうだなー」と激しく思っていたころで(今も思っているけど、その後松本もいろいろ動きが出てきたので少し落ち着いた)、いつか行ってみたいな、と思いながらなかなか機会がなく、行けなかった場所でした。
…が、今回、小売の利益に頼らずにあらゆる人たちが“ナナメの関係性”でつながる場作りを目指すサブスクリプション制のお店「やってこ!シンカイ」として生まれ変わる、さらにオープニングイベントとして「meet松本」という企画があり、藤原印刷の藤原さん(通称・藤原兄)が、松本の素敵なものをガッツリ持っていってマーケットをやる!とのこと。
私は言いました。「売り子として参加させてください!」
だって、ラインナップはこんなですから。
松経で取材しているお店ばかり…!(「Castle Rock」は取材行ってないんですが、みん経ニュースキャンプのお土産交換会に「MATSUMOTO CITY」Tシャツをお土産に持っていった)。いやー、これ、売り子として全アイテム全力でお勧めできる最強の布陣じゃないですか!
さらに「The Source Diner」の安達さんも美味いカレーと噂のリンゴジュースを携えてやってきていました。
「やってこ!シンカイ」で扱うのは、未来の服や人生に役立つ本、生きるために必要な衣食住などなど。ほかにはないような面白いものがいろいろありました。
そして夕方からは、トークイベント「長野 VS 松本仲裁大作戦(仮)」。
トークについては、塩尻出身の安達さんが「高校時代までは、長野がなんぼのもんじゃと思っていた」とVS感をあおったくらいで、あとはもう終始穏やかに、仲良くやっていこうという雰囲気でした。まあ…安達さんが塩尻≒松本出身、くらいであとは出身地違うもんね。(実際にVS感ってどんなもんなんでしょうかね?特に若手の皆さんからはそういう感じってほとんど受けないですけど…)
面白かったのは柿次郎さん提唱の「ネオ消費」の話。ちょうど閉店間際に柿次郎さんの買いっぷりをみて、ネオ消費のすごさを目の当たりにしたのですが、
「人間関係のトレード」っていうのは、前日に藤原兄がFacebookで綴っていて、外からやってきた自分にとってもすごく共感した文章があったので、勝手に引用しますが、
特に松本で暮らしていると、一つのお店とつながると次々とつながって、連鎖が始まると一気に街と自分の距離が近くなる感じがします。私もそうやって救われた一人。
半年ほど前、まつもと市民芸術館の広報誌「幕があがる。」47号の「まつもと春夏秋冬」という枠に書いたんですが、
ある街を訪れるきっかけがある1軒、ということもあるわけで。皆それぞれのお気に入りの1軒が見つかればいいんですよね。
新しくスタートを切った「やってこ!シンカイ」も誰かにとってそういう場所になるんだろうな。あ、もうなっているのか。
とりあえず、今度からいいと思ったものは、一回りしてからじゃなくて速攻で買うようにします。やってこ。
あと、心理的距離をもっと縮めるべく、松本×長野大忘年会の開催とか、今後もいろいろやっていきたいと思います!