2022.10.03
どうもこんにちは。タナカラ&松本経済新聞の山口です。
ずいぶんなご無沙汰になってしまいました。前回が2019年12月ですからね…その後、コロナ禍となり、なかなかあちこち行くというわけにもいかなくて…ごにょごにょ…(言い訳)
そんなわけで、久しぶりに遠征をしてきたので【ハミダシマツケイ】を。
松本経済新聞は、みんなの経済新聞ネットワークの一員でして、全国各地に〇〇経済新聞というのがあります。
その中の一つ、「沼津経済新聞」の副編集長・榎さんが記者養成講座(かなり本気度高め、俺の記事ノウハウ出し切ります)を開催することをFacebookで知り、「面白そうだな~」と思っているうちに、あれよあれよという間に、なんと品川経済新聞の編集長・宮脇さんも参加することになり、沼津行きが決まりました!
セミナーが行われる沼津市民文化センター。なかなか立派な建物です。
前半は、榎さんがネタの探し方や取材への向き合い方について。
榎さんは複数の〇〇経済新聞に携わるだけではなく、その土地ならではの切り口、そしてその土地に暮らす人の魅力を引き出す“ミスター経済新聞”だと思っています。いや、ほんとに。
榎さんのまちの人への“愛”や、日常をネタとして面白がる姿勢などを知ることができました。
後半は、榎さん、宮脇さん、私がそれぞれネタをピックアップ。
榎さん、と言えばのネタとか
熱海の「秘宝館」来場者3割増で人気 「明るいエロチシズム」目指す(沼津掲載新聞)
宮脇さん、と言えばのネタとか
五反田「立喰ずし 都々井」、トイレを洋式に改装-「ようやく座れる席ができた」(品川経済新聞)
やっぱり代表作を持っている人は強い…!
愛を注ぐ場所+ネタとしての切り口=最高の記事!!
みん経は「まちの記録係」という言い方をしています。それは、記者としての心構えのようなもの。ネタを探すときも、取材で話を聞くときも、記事を書くときも、何か迷ったときに立ち返る「立ち位置」のようなものだと思っています。
松経はこの秋でなんと15周年…!編集部は、昨年から2人、今年から3人体制になりました。自分がやってきたことをあまり言語化するタイミングがないまま体制が変わり、正直戸惑っている部分もある中で、今回、こういう機会をいただき、自分なりに振り返ることができました。
榎さんも宮脇さんも取材対象への“愛”があり、でもそれだけじゃなくて記事を手がける者としての“厳しい目”があります。しかもどちらも深く強い。
でもそれだけではメディアとしては成立しない。欠かせないのは「求められているものかどうか」。みん経でいえば「地元読者のためになるかどうか」。
この両立はなかなか難しく、特に後者について、地元読者のためになる=PV数、としてしまうと、ランキングなどで見る限り飲食店開業記事ばかりになってしまう可能性もあるわけで。この「地元読者のためになるかどうか」と向き合いながら、また日々、記事をアップしていきたいと思います。
おまけ:沼津のいいところ、たくさん案内してもらいました!
そして翌日連れていってもらった「HIMENOYU-MOTHER」がめちゃくちゃいいところだった…住みたい…!!
中伊豆に薫製専門店が販売施設出店 温浴施設併設、ヨガ教室も(沼津掲載新聞)
薫製と温泉(肌すべすべになるやつでした!)、さらにはおしゃれなアパレルもあるという謎の施設…。でもこういうところが山奥にひっそりあるのがいいですよね。
1泊2日の沼津旅。思ったのは、出会った皆さん、とても面白くて魅力的な人だったこと!
沼経の榎さん&宮川さん、そして宮脇さん、ありがとうございました~。