2023.04.26
どうもこんにちは。タナカラ&松本経済新聞の山口です。
今年は桜の開花が早く、あっという間に春から初夏になりそうな勢いですが、4月も後半、そろそろゴールデンウィークどうしようかな…という気分になってきますよね(今年は曜日の並びがイマイチで弊社もカレンダー通りの営業ではありますが…)。
そんなゴールデンウィークに、松本で始まるのが「工芸の五月」。町のあちこちで工芸にまつわるさまざまな企画が展開され、5月27日・28日には「クラフトフェアまつもと」が開かれる、心が浮き立つ1カ月間です。
弊社では「工芸の五月」のウェブサイトの制作、管理運営をしているのですが、私はオフィシャルガイドブックにも、ライターとして参加しています。
今年は「博物館のお引っ越し」という題で、今秋移転オープン予定の松本市博物館について書いています。
市立博物館が休館に入ったのは2021年4月。ちょうど2年前です。新博物館は既に完成していますが、開館はまだ先。「建物はできているのにまだ開かないの?」と思っている人も少なくないはず。読んでいただけると、そんな謎が少しは解けるはずです。
オフィシャルガイドブックは、「工芸の五月企画室」スタッフとして携わるライターが何人かいて、それぞれ執筆を担当しているのですが、何となく私は「町の動き」を担っていて、タイムリーな何かに合わせて、その時の動きを記録する役、と思っています。「みんなの経済新聞」のことをよく「町の記録係」というのですが、まさにそれ。
過去にも「町の記憶」という題で、1回目は消えゆく建物などのことを、2回目は「カフラス」がなくなったときのことを書いています。個人的には今回もその延長線にある、博物館の移転という「町の記憶」と位置付けています。
私はずっとウェブで書いてきたこともあり、こうして自分の言葉が紙に印刷され、手に取れるようになるというのは、身の引き締まる思いがします。そして、自身の思いを言葉に乗せるのは、それとはちょっと違った意味で、とても緊張します。
だからこそ、校正段階でほかのライターの方々から「面白かった」と言ってもらえてほっとしたし、今月初旬から「工芸の五月」参加各店や書店に並んだオフィシャルブックを「読んだよ!」と言ってもらえてとても嬉しく思っています。ありがとうございます。
そんなわけで、ぜひ感想を。え?まだ?という方はこちらから買えます(宣伝)。
「工芸の五月」オフィシャルガイドブック(工芸の五月ONLINE SHOP)
ぜひオフィシャルブックを手に、新緑の心地よい松本をお楽しみいただければ!