2025.04.18
どうもこんにちは。タナカラ&松本経済新聞の山口です。
今回の【アトサキマツケイ】は先日開催された「しましま本店-本と電車と春のさとやま-」を紹介します。
松本・新島々駅でブックイベント「しましま本店」 里山ガイドウオークも
以前も一度、「しましま本店」のレポートを書いていて、その時は新村車両所にある通称「アオガエル」と呼ばれる元東急5000系の車両内での開催でした。
今回は今年3月9日に、定期列車として運航を終了したアルピコ交通3000形電車(3003-3004号車)が会場。この電車は、2017年に「信州デスティネーションキャンペーン」を記念して「モハ10形リバイバルカラー」となったものです。
松本・上高地線に「モハ10形」リバイバル塗装列車 信州DCに合わせ
グレーとオレンジのツートンカラーは、昭和時代の上高地線電車をイメージしたものだそう。レトロな雰囲気がかわいい電車で、私の中で「上高地線」と聞いて思い浮かぶ電車の一つです。
いざ、新島々駅へ。今回はパークアンドライドを利用して新村駅から乗車して向かいました。
沿線の桜は満開
まさに春爛漫
到着すると、「しましま本店」実行委員長の太田さんのアナウンスが迎えてくれました。
一度、駅から出て、入場料を払って会場へ。
右は通常運転の上高地線電車
社内はこんな感じ。出店は、市内のお馴染みの書店もあれば、県外のお店も。
気になる本を手に取ったり、座席に座ってコーヒーを飲んだり、トークイベントで話す出店者の声に耳を傾けたり。お久しぶりの方とお会いして会話がはずんだり、しばらくお会いしていない方の近況を聞いて嬉しくなったり。電車と本がつなぐ不思議な縁を感じました。
以前のレポートでも紹介しましたが、広域松本圏では、個性的な本屋さんがゆるやかに増えています。
選択肢の多さは、豊かさ。本と出会える場がたくさんあることは、幸せなことだなあと思います。
井上百貨店本店が閉店した寂しさを感じてしまう…
今回はちょっと時間が合わなくて、里山ガイドウオークには参加できなかったのですが、取材で初めて知った「上海渡カタクリ群生地」も気になります…。まだまだ知らないところ、たくさんあるなあ…。
EVENT INFO
しましま本店
次回は未定ですが、同じく上高地線・下新駅では「本の駅・下新文庫」が月1ペースで開催されています。