2024.05.08
こんにちは。カミジョウです。
今回は「ウェブサイトを作成しよう」と思ったときに重要な「ドメイン」と「サーバー」についての2回目、ドメインとサーバーの種類について書いていきます。
ドメインには「gTLD」や「ccTLD」などの分野や「jp」や「co.jp」、「com」などの種類があり、それぞれ意味があります。
【gTLD】用途や分野別のドメインで、誰でも使うことができます。
[例]
・com:商業
・net:ネットワーク
・org:非営利組織
・info:information
【新gTLD】2012年以降に追加された用途や分野別のドメインです。
[例]
・tokyo:東京
・blue:青
・company:会社
・toys:おもちゃ
【ccTLD】国や地域を表したドメインで、2文字で表しています。
[例]
・jp:日本
・co.jp:日本
・ne.jp:日本
・us:アメリカ
また、「co.jp」や「ne.jp」などは属性型・地域JPドメインと呼ばれていて、「co.jp」は日本にある会社であること、「ne.jp」は日本にあるネットワークサービスであることなどの取得に条件があるドメインもあります。
最近ドメインにはいろんな種類があり選ぶのが難しい(楽しい)ですが、サイトに沿った(合った)ドメインにした方が、サイトのイメージがしやすくなるのでそのあたりを意識しながら決めることをオススメします。
次に「サーバー」の種類について。
サーバーには大きく分けて3つの種類があり「レンタルサーバー」、「クラウドサーバー」、「専用サーバー」があります。
【レンタルサーバー】
基本共有サーバーのため、1台のサーバーを複数人でシェアして利用します。
サーバーの管理もすべてお任せできるため、とても安心です。
さらに、月額料金は安価です。
しかし、複数人で利用するため、他の利用者の利用方法によっては負荷等、自分のサイトにも影響が起きる場合もあります。
【クラウドサーバー】
AWSなどのクラウドサービスが提供するサーバーの事です。
特徴は領域を仮想的に割り当てていること、容量やスペックなどを自由に変更できることです。
しかし、自由度が高いことから運用には専門的な知識が必要で、料金も従量課金制となっているので、コストがどのくらいかかるか見極めるのが難しいです。
【専用サーバー】
1台のサーバーを専用して利用します。
月額料金は高くなりますが、共有サーバーのように他の利用者の影響は受けないため、安定した運用ができます。
基本レンタルサーバーでいいと思いますが、ウェブサイトの規模や運用方法、運用スタッフによってサーバーを検討すると選びやすくなると思います。
次回は、ドメイン管理者やサーバーを変更したい場合について詳しくご説明したいと思います。