2024.09.27
お客様との打ち合わせや、何気ない会話の中で、ふとした疑問をいただくことがあります。
ウェブ制作という仕事をしていると、意外とスルーしてしまいますが、そういった「ふとした疑問」にお答えしたいと思います。
まずは「スパムメール」について。
先日、お客様から「お問い合わせフォームからスパムメールがたくさん届いて困る」とご連絡をいただき、問い合わせフォームの改修を行って事なきを得たのですが、その際に「ふとした疑問」をいただきました。
「どうしてスパムメールが届くのでしょうか?何か狙われているのでしょうか??」
「そもそも、スパムメールって何のために送ってるんですかね?」
お答えしましょう!
【どうしてスパムメールが届くのか】
お問い合わせフォームがインターネット上に公開されていると、スパムを送る悪意のある人たちや自動プログラム(ボット)が、そのフォームを見つけて悪用することがあります。
これらのボットは、フォームに無差別にメッセージを送るため、多くのスパムメールが届くことがあります。
【スパムメールは何のために送っているのか】
スパムメールを送る人たちは、宣伝や詐欺目的でメールを大量に送ります。彼らは少しでも効果があればいいという考えで、無作為に多数のウェブサイトにスパムメールを送りつけます。
一見無意味な感じもしますが、彼らにとっては、一度に大量のメールを送るコストが非常に低いので、少数でも反応があれば利益になるのです。
スパムメールに関しては、少し前までは「Google reCAPTCHA」が効果的でした。
Google reCAPTCHAは、自動プログラム(ボット)と実際の人間を区別する技術です。
人間には簡単にできる操作(画像を選んだり、チェックボックスをクリックしたり)ですが、ボットには難しい仕組みを使っています。これにより、以前はスパムの送信を防ぐことができていました。
ただ、スパムを送る側も技術が進化していて、最近ではreCAPTCHAを突破できる高度なボットが出現しています。
また、手動でスパムを送る場合にはreCAPTCHAも効果が薄れることがあります。
これらの理由で、最近はGoogle reCAPTCHAだけでは完全にスパムを防ぎきれなくなってきています。
正直、スパムメール対策は“いたちごっこ”であることも否めません。
スパムメールが完全にゼロになることは難しいかもしれませんが、都度、対策を講じることは可能です。
スパムメールでお困りのときは、お気軽にお問い合わせください!